【ラグビーW杯】ポルトガルがジョージアと引き分け 残り2分までリードもW杯初勝利逃す

2023年09月23日 23:06

ラグビー

【ラグビーW杯】ポルトガルがジョージアと引き分け 残り2分までリードもW杯初勝利逃す
歴史的なW杯初勝利を逃したポルトガルだったが、トゥールーズのファンを大いに沸かせた(AP) Photo By AP
 【ラグビーW杯フランス大会1次リーグC組   ポルトガル18―18ジョージア ( 2023年9月23日    トゥールーズ )】 4大会ぶり2度目の出場となったポルトガルが、6大会連続出場のジョージアに18―18で引き分けた。ジョージアは昨年、イタリアやウェールズを破った、伝統国以外の欧州最強国。伝統的にサッカーが圧倒的人気を誇る格下のポルトガルが、歴史的なW杯初勝利を惜しくも逃したが、ラグビーの街トゥールーズのファンを大いに沸かせた。
 開始2分でトライを許し、同16分、32分とPGで3点を追加されたポルトガル。苦しい立ち上がりになったが、同34分にはWTBストルティのトライで5点を返した。その後、プロップのフェルナンデスがイエローカードで10分間の一時的退場に。万事休すかに思われた。

 しかしそこから驚異的な粘りを見せる。数的不利の10分間、懸命のディフェンスで無失点で耐え抜くと、後半8分にPGで3点を返し5点差に。同13分にもPGで2点差に迫ると、同17分には再びストルティが裏へ抜け出し、スワーブでディフェンス2人を交わして逆転トライ。同25分ごろには、ジョージアにとって最大の武器と言えるスクラムでペナルティーを獲得するなど、イケイケムードでW杯初勝利に迫った。

 しかし残り2分、規律の乱れでペナルティーを犯すと、自陣ゴール前ラインアウトからモールを押し切られて失点。コンバージョンは外れたが、18―18の同点に追いつかれた。ラストワンプレーでは逆に敵陣右サイドでペナルティーを獲得も、FBゲデスのショットは無情にもポールのわずか左に外れ、勝ち越しならず。W杯2大会目、計6試合目での初勝利は次戦以降にお預けとなった。

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