【大相撲】大の里、師匠と激しいぶつかり合いで立ち合い強化。阪神日本一には「自分も頑張りたい」

2023年11月08日 15:33

相撲

【大相撲】大の里、師匠と激しいぶつかり合いで立ち合い強化。阪神日本一には「自分も頑張りたい」
師匠の胸を借りて立ち合いの確認をする大の里 Photo By スポニチ
 大相撲九州場所(12日初日、福岡国際センター)で東十両5枚目に昇進した大の里(23=二所ノ関部屋)が8日、福岡市西区の同部屋で師匠・二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)相手に立ち合いの確認を行った。
 福岡入り後は連日、まわし姿の師匠とマンツー・マンで立ち合いを確認。引退して4年10カ月経っても現役時代をほうふつさせる重さがある「元横綱・稀勢の里」と激しくぶつかり合って、タイミングや当たり方などの修正を行ってきた。この日も前傾姿勢から師匠を一気に押し込む場面もあった。大の里は「福岡では毎日、親方に立ち合いをしっかり受けてもらっています。当たるタイミングや立ち遅れないように意識しています。師匠には先週はぶつかり稽古で胸を出していただきました。二所一門の連合稽古も含め充実した稽古ができています」と話した。7月の名古屋場所前にも師匠に胸を出してもらい大きな自信になったが、それが油断につながったという。「気を引き締めて名古屋の反省を生かして取り組んでいます」と説明した。

 秋場所では初めて15日間相撲を取ることを経験した。「勝った相撲も負けた相撲もノビノビと取れていたし、いい経験も出来た」。幕内昇進を狙える位置で迎える九州場所に向け「15日間相撲を取るのは2場所目。新弟子の精神を忘れずに1日1日を大事にしています。優勝とか2桁とか考えず、勝ち越しを目指して頑張りたい」と抱負を口にした。

 子供の頃から野球は阪神ファン。ごひいきの球団が38年ぶりに日本一になり、「強かったですね。前回は生まれてなかったので、初めて日本一を見れてうれしいです。個人的なMVPは監督ですかね。僕も頑張りたいという気持ちが強くなりました」と声を弾ませた。

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