競泳日本代表のパリ五輪派遣記録が決定 世界選手権惨敗も「選手全員が決勝進出」の編成方針を維持

2023年11月08日 20:12

水泳

競泳日本代表のパリ五輪派遣記録が決定 世界選手権惨敗も「選手全員が決勝進出」の編成方針を維持
鈴木大地氏 Photo By スポニチ
 日本水連は8日、都内で開催された常務理事会後に、来夏のパリ五輪の競泳日本代表選考基準を発表した。
 来年3月に開催予定の国際大会代表選考会の決勝の結果により選手を選考。派遣標準記録を突破した選手の中から上位2人を派遣する。派遣標準記録は17~23年に開催された五輪、世界選手権の準決勝10位の記録(準決勝のない種目は予選10位の記録)のうち最高記録を採用した。

 競泳日本代表は7月の世界選手権福岡大会で自国開催にもかかわらず、銅メダル2個に低迷。10月には競泳委員会に属さないトップ選手を指導するコーチ24人から日本水連の鈴木大地会長宛てに、基準の緩和を求める意見書を提出されたが「選手全員が決勝に進出し、金メダルを含む複数のメダル獲得を目指せる日本選手団を派遣する」との編成方針を維持した。

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