小田孔明 16季ぶりシード落ち 「なんとか来年、復活したい」

2023年11月25日 04:52

ゴルフ

小田孔明 16季ぶりシード落ち 「なんとか来年、復活したい」
1番、ティーショットを放つ小田孔明(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 【男子ゴルフツアー カシオ・ワールドオープン第2日 ( 2023年11月24日    高知県 Kochi黒潮CC=7335ヤード、パー72 )】 14年の賞金王、小田孔明(45=フリー)が15季連続で保持した賞金シードを失った。初日88位と出遅れ、この日も76とスコアを伸ばせず、通算5オーバーの96位で予選落ち。賞金ランク101位から浮上できなかった。また、ホストプロの石川遼(32=CASIO)も通算1オーバーの74位で予選落ちした。
 何をやってもうまくいかない苦しいシーズンだった。08、09年に連覇している相性のいい大会だが、この日は6ボギーを叩くなど初日に続き苦戦。ラウンド後は、「今年はもう調子が悪かった」と悔しさをにじませた。

 ツアー通算8勝の実力者。14年には2勝を挙げて、賞金王に輝いた経歴を持つ。しかし、今季は今大会を含め23試合に出場し、棄権が1度、予選落ちは4試合連続を含む11度と試行錯誤が続いた。9月のANAオープン第2ラウンドでは両足を負傷。「全身がつっちゃって、どうにもならなかった。全く動けなくなった」と感覚を取り戻せず低迷した。

 15季連続で保持した賞金シードを喪失。来季は生涯獲得賞金25位以内の資格を行使して戦う意向だ。「悔しいが記録は途切れるもの。同学年の谷原(秀人)が戦えるというのを示している。なんとか来年、復活したいと思っているので諦めずに頑張りたい」。45歳が迎える勝負の一年。元賞金王は輝きを取り戻すべく歩み続ける。

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