パリ代表3区で直接対決 鈴木優花「粘り強い走りを」一山麻緒「私にできる走りを精一杯」クイーンズ駅伝

2023年11月25日 16:53

駅伝

パリ代表3区で直接対決 鈴木優花「粘り強い走りを」一山麻緒「私にできる走りを精一杯」クイーンズ駅伝
一山麻緒 Photo By スポニチ
 「クイーンズ駅伝in宮城2023」第43回全日本実業団対抗女子駅伝(26日・宮城県松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台=6区間42・195キロ)の区間エントリーが25日に発表され、10月のMGCでパリ五輪出場を決めた1位の鈴木優花(24=第一生命グループ)と、2位の一山麻緒(26=資生堂)はともに最長の3区(10・6キロ)で走ることになった。
 この日、仙台市内で行われた前日会見に出席した鈴木はパリ五輪代表の直接対決について「チーム全体で戦う意識。私は3区で今できる精一杯の走りで仕事を全うするだけ」と冷静に受け止めた。

 クイーンズ駅伝初出場の鈴木は「昨年は戦力外だったので、クイーンズ駅伝ではしっかり走りたい」と強い決意で臨む。MGCの後は「地味に疲労が残った」というが「2週間後チームに合流してスピード練習を始めた。調子はそこまで悪くない」とコンディションは上がってきた。「スピードはまだないけど、マラソン練習で培ったベースを生かして粘り強い走りをしたい」とスタミナを武器に走り抜く覚悟を示した。

 第一生命グループは昨年8位でシードを確保した。鈴木は「目標はクイーンズ8(8位以内)もそうだけど、昨年を超えるタイム、さらにいい順位でゴールしたい」と前回を超える成績を目指す。
 資生堂のエース一山はチームとして2連覇に挑む。鈴木との激突が注目される中「意識は特になくてチームの目標は2連覇。3区を任されたので今の私にできる走りを精一杯するだけ」と自らの走り集中し、チームに貢献することを強調した。

 MGC後も調整は順調に進んでおり「MGCを終えて11月からチームに合流して駅伝に向けて練習を始めた。日がたつにつれて状態は上がっている」と自信をにじませた。
 

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