【二所ノ関一門連合稽古】芝田山親方「もっと回さないと」「今の時代は…」霧島の番数に苦言

2024年01月07日 18:55

相撲

【二所ノ関一門連合稽古】芝田山親方「もっと回さないと」「今の時代は…」霧島の番数に苦言
琴ノ若(左)と申し合い稽古を行う霧島(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲初場所(14日初日、東京・両国国技館)に向けた二所ノ関一門の連合稽古が7日、千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋で行われた。二所ノ関一門は、5つの一門の中で最も多い15部屋が所属する。この日の稽古場には、16人もの親方衆が集結して目を光らせた。
 この日、申し合い稽古に参加した14人の関取衆の中で番付最上位は、前日に続いて一門外から特別参加した大関・霧島(27=陸奥部屋)。16番取ったところで稽古を切り上げようとすると、花籠親方(元関脇・太寿山)からもう少し稽古を続けるよう叱責(しっせき)の声が上がった。

 計18番という番数は、初場所で綱獲りに挑む大関としてはもの足りないという見解。芝田山親方(元横綱・大乃国)は「本人のペースでやっているでしょうから」と理解を示した上で「欲を言えば、関取衆いっぱいいるんだから、端からずっと5周ぐらい回してほしかったね」と苦言を呈した。申し合い稽古での「回す」とは、1番取るごとに相手を変えて次々に指名していくやり方。この日参加した関取衆全員と5番ずつ取れば65番取ることになる。

 霧島は稽古熱心で知られており、日々こなす番数は現役力士の中でも多い方。それでも芝田山親方は「もっと回さないとダメだよね。今の時代においてはあんな感じなのかな。我々の頃とは違うので」とさらなる猛稽古を求めた。

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