【春高バレー】就実2年ぶり決勝へ エース福村「明日が自分の見せ場」

2024年01月07日 16:36

バレーボール

【春高バレー】就実2年ぶり決勝へ エース福村「明日が自分の見せ場」
得点を決めた福村(左)ら就実の選手たちは決勝進出決定に喜びを爆発させる(撮影・福永稔彦) Photo By スポニチ
 【バレーボール全日本高校選手権第4日 ( 2024年1月7日    東京体育館 )】 女子準決勝が行われ、就実(岡山)が誠英(山口)を3―0(25―18、25―20、25―18)で下し、2年ぶりの決勝進出を決めた。
 圧倒的な攻撃力で、前回大会準優勝の強豪をねじ伏せた。レフトからエース福村心優美(2年)が何度もスパイクを打ち込んだ。2年生アタッカーはチーム最多の20得点でけん引した。

 3連覇がかかっていた前回大会は、メンバーに新型コロナウイルスの陽性反応が出たため直前で棄権した。

 当時メンバー入りしていた福村は「3年生に申し訳ない気持ちがいっぱいあった。“来年頑張って”と言ってくれたけど、本当は3年生も出たかっただろうし、一緒にやりたかった」と振り返った。

 その経験を糧に「練習の成果が出ないのが悔しかった。こんな思いをしたくないという思いで1年間練習に励んできた」という。

 学年が上がりエースの自覚も芽生えた。「みんなが決めていない時も自分が決めなきゃいけない。相手のエースに打ち負けちゃいけない」という気持ちを持ち続けた。

 1年前、春高の舞台に立てなかった先輩たちが観客席で見守る中、決勝に勝ち上がった。最後の得点を挙げた福村は「明日が自分の見せ場だと思う。苦しい場面も絶対来るし、2段トスも増えると思うけど、自分は逃げずに勝負する」と力強く言い放った。

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