【リーグワン】BL東京が開幕4連勝 快進撃の要因に「ストレートトーク」10季ぶり主将復帰のリーチ発案

2024年01月07日 20:39

ラグビー

【リーグワン】BL東京が開幕4連勝 快進撃の要因に「ストレートトーク」10季ぶり主将復帰のリーチ発案
<BL東京・東京ベイ>接戦を制し、東京ベイ・立川(左)と握手するBL東京・リーチ(撮影・久冨木 修) Photo By スポニチ
 【ラグビーリーグワン1部第4節   BL東京24―20東京ベイ( ( 2024年1月7日    神奈川・等々力陸上競技場 )】 BL東京が昨季王者の東京ベイを24―20で下し、開幕4連勝を飾った。第4節を終え、負けなしは早くも22年王者の埼玉とBL東京の2チームだけ。ここ3試合はいずれも7点差以内の接戦を制しており、今季は10季ぶりの主将を務めるリーチ・マイケルは「一貫性を持ってできた。昨季王者に勝ったことは自信につながる」と話した。
 トッド・ブラックアダー・ヘッドコーチから打診を受けた時は「ソッコウ、断った」というリーチだが、いざ主将に就くや、様々なチーム改革を断行した。その一つが、ミスやペナルティーをあえて名指しで指摘し、改善を促し、チーム全体の空気も引き締める取り組みだ。チーム内ではこれを、「ストレートトーク」と呼んでいるという。

 入団2年目のプロップ木村星南が言う。「例えばファイナル(決勝)なら、一つのペナルティーが3点につながる。マイケルさんの方針で、なあなあにせず、思ったことをしっかり言う。去年や一昨年はそういうことがなかった。互いに指摘することで、(チーム全体が)良くなっていると思う」。一つ間違えればチームの和を乱しかねない荒療治だが、ここまでは歯車が完璧にかみ合っていると言っていい。

 この試合のペナルティーはわずか3つ。リーチも「ペナルティーをした選手は個人面談し、周りからも厳しい声をもらう。練習中も藤田(貴大)コーチがレフェリーをしてくれる」と明かす。SOモウンガ、フランカーのフリゼルとオールブラックスの大物2人の加入とともに、主将主導の改革が、09~10年シーズン以来の栄光に向かう原動力となっている。

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