【高校ラグビー】東福岡WTB西浦「勝って笑って悔いなく」 桐蔭学園との決勝で雪辱誓う

2024年01月07日 06:00

ラグビー

【高校ラグビー】東福岡WTB西浦「勝って笑って悔いなく」 桐蔭学園との決勝で雪辱誓う
紅白戦で汗を流した東福岡フィフティーン(撮影・中辻 颯太) Photo By スポニチ
 第103回全国高校ラグビー大会はきょう7日に大阪府東大阪市の花園ラグビー場で、8度目の頂点を狙う前回王者の東福岡(福岡)と、3大会ぶり優勝を目指す桐蔭学園(神奈川)による決勝(午後2時5分)が行われる。両校は6日、神戸市内で調整した。決勝での対戦は、引き分けで両校優勝となった2010年度以来。昨春の選抜大会決勝で敗れた東福岡は、高校日本代表候補のWTB西浦岳優(3年)が雪辱を誓った。
 昨春の選抜大会決勝は19―34で敗れた桐蔭学園との大一番。雪辱に燃えるのがこの試合で先制を含む2トライを挙げたWTB西浦だ。「最後は勝って笑って悔いなく終わるように」と迷いなき決意を示した。今大会は3回戦と準決勝で2トライをマーク。50メートル走6秒1秒の快足を生かし、暴れ回るつもりだ。

 兵庫県出身。小3から芦屋ラグビースクールで競技を始めた。この日の練習場、灘浜グラウンドは当時よく使用していたという。「思い出のある場所」で練習にも熱が入った。関西学院中2年時に全国大会へ出場。3年時は新型コロナ禍で中止になった。「やりきれない思いがあって」という理由から系列の高等部ではなく、進学先に日本一が狙える東福岡を選んだ。

 花園での桐蔭学園戦は3勝1分け2敗と一歩リード。藤田雄一郎監督(51)は「コンタクトバトルでいかに勝てるか」をポイントに挙げ、「(自信は)選手たちの方があるんじゃないか」と語った。今大会も優勝旗を博多へ持ち帰る。 (杉浦 友樹)

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