【高校ラグビー】桐蔭学園4度目優勝へ 城主将「自分たちが決めたことをやり抜く」 高校日本代表No・8

2024年01月07日 04:30

ラグビー

【高校ラグビー】桐蔭学園4度目優勝へ 城主将「自分たちが決めたことをやり抜く」 高校日本代表No・8
練習で汗を流す桐蔭学園フィフティーン(撮影・中辻 颯太) Photo By スポニチ
 【第103回全国高校ラグビー 最終日決勝   桐蔭学園ー東福岡 ( 2024年1月7日    花園 )】 全国高校ラグビー大会は7日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で、3大会ぶり4度目の優勝を目指す桐蔭学園(神奈川)と2大会連続8度目の頂点を狙う前回王者の東福岡による決勝が行われる。昨春の選抜大会決勝の再戦。6日は桐蔭学園、東福岡ともに神戸市内で最終調整した。
 桐蔭学園は、決勝に向けて東福岡を想定した15対15の紅白戦を実施し、課題のラインアウトも確認。チームの先頭に立つ高校日本代表のNo・8城央祐(しろ・おうすけ)主将(3年)は「自分たちが決めたことをやり抜く。それで負けたら仕方ないと思えるぐらい、完遂したい」と言葉に力を込めた。

 昨春の選抜大会決勝で下した東福岡だが、ほぼ両校のメンバーで構成された昨年10月の国体では、神奈川が17―38で福岡に大敗した。「国体で自分たちの弱さが見えた。一人一人が(まだ)ダメなんだなと再認識できた」と城。高校日本代表候補12人をそろえるタレント軍団にとって、足元を見つめ直すきっかけになった。

 悔しい敗戦から努力を重ね、全国制覇に王手をかけた。過去の花園決勝は1分け1敗。10年度は引き分けで両校優勝となった。待ち望んだ東西の横綱対決を前に、藤原秀之監督は「球技の部分と格闘技の部分が出ると思う」と激しい攻防を予想した。

おすすめテーマ

2024年01月07日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム