【二所ノ関一門連合稽古】綱獲りの霧島「負けないように」大関獲りに挑む琴ノ若の壁になる

2024年01月07日 17:38

相撲

【二所ノ関一門連合稽古】綱獲りの霧島「負けないように」大関獲りに挑む琴ノ若の壁になる
琴ノ若(右)と申し合い稽古を行う霧島(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲初場所(14日初日、東京・両国国技館)に向けた二所ノ関一門の連合稽古が7日、千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋で行われ、大関・霧島(27=陸奥部屋)が計18番の申し合い稽古を行った。
 前日に続いて一門外から特別参加。9時頃に佐渡ケ嶽部屋の稽古場に姿を現すと、鉄砲や腕立て、一丁押しなどの準備運動に約1時間費やして汗を流した。10時過ぎに土俵に入ると、まずは西前頭6枚目の湘南乃海(25=高田川部屋)を指名。立ち合いから右で浅い上手を引いて頭をつける内容が多く、相手に力を出させない厳しい攻めが目立った。

 続いて関脇・琴ノ若(26=佐渡ケ嶽部屋)と5番取って3勝2敗。綱獲りに挑む霧島と大関獲りに挑む琴ノ若という、初場所の“主役”2人が互角の熱戦を繰り広げた。差し身のうまい相手に対し、差し勝ってもろ差しで寄り切るなどうまさを発揮。「良い稽古になったと思います」と充実の表情を浮かべた。期待の大きな琴ノ若に対し「今場所楽しみですね。自分も負けないように」と、現大関として壁になる心意気を示した。

 その後は東前頭3枚目の豪ノ山(25=武隈部屋)と3番、西前頭14枚目の阿武咲(27=阿武松部屋)と5番。阿武咲に馬力で圧倒される場面もあり、計18番で切り上げた。前日の26番に比べて少ない番数となり「体力的には全然余裕だったけど、ちょっと肘の痛みがあった。昨日の筋肉痛」と理由を説明。「全然大丈夫です」と大きいケガではないことを強調した。

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