【高校ラグビー】大畑大介氏が決勝を展望 鍵は序盤の攻防とエリアマネジメント、反則の数

2024年01月07日 06:00

ラグビー

【高校ラグビー】大畑大介氏が決勝を展望 鍵は序盤の攻防とエリアマネジメント、反則の数
大畑大介氏 Photo By スポニチ
 第103回全国高校ラグビー大会はきょう7日に大阪府東大阪市の花園ラグビー場で、8度目の頂点を狙う前回王者の東福岡(福岡)と、3大会ぶり優勝を目指す桐蔭学園(神奈川)による決勝(午後2時5分)が行われる。元日本代表WTB大畑大介氏(48)が決勝の見どころを語った。
 防御もアタックも秀でた、似たようなタイプのチームだ。だからこそ、一つのミス、一つの反則、一つの判断が試合の流れを大きく左右する。鍵は序盤の攻防とエリアマネジメント、反則の数。高校生の決勝とはいえ、まるでテストマッチやリーグワンのような、レベルの高い試合になるのは間違いない。

 キーマンに桐蔭学園FB吉田晃己、東福岡SO井上晴生を挙げる。桐蔭学園の吉田はSO萩井とともにキックの精度が高く、マネジメント能力にたける。東福岡の井上は敵陣への効果的なキックが準決勝でも光った。蹴るとみせかけて外にボールも運べる、クレバーな司令塔だ。DGも含めたショットの成否も勝敗を分けそうだ。

 ともに高校日本代表候補12人を擁し、力関係はまったくの五分と見る。予測がつきにくいが、打ち合う可能性もあれば、ロースコアの展開だってあり得るだろう。圧倒的な攻撃力を誇る両校。まずは試合の入りに注目したい。 (元日本代表WTB)

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