【リーグワン】昨季王者・東京ベイが早くも3敗目 立川主将「正直、苦しいシーズンに」

2024年01月07日 20:04

ラグビー

【リーグワン】昨季王者・東京ベイが早くも3敗目 立川主将「正直、苦しいシーズンに」
<BL東京・東京ベイ>後半、キックする東京ベイ・立川(右)(撮影・久冨木 修) Photo By スポニチ
 【ラグビーリーグワン1部第4節   東京ベイ20―24BL東京 ( 2024年1月7日    神奈川・等々力陸上競技場 )】 昨季王者の東京ベイはBL東京に20―24で逆転負けを喫し、早くも3敗目(1勝)となった。試合開始直後から敵陣を攻め続けたものの、最初のトライが生まれたのは前半17分。その後は相手の攻勢に後手に回り、終盤に再び4点差に迫るも逆転ならず。SO立川理道主将は「前半から大事な局面でポイントに変えられなかった。悔しい」と唇をかんだ。
 今季は開幕戦で昨季4位の東京SGに26―52とダブルスコアで完敗。第2節で今季初昇格の三重に75―0で大勝も、最近2戦は4点差負けと接戦を落としている。昨季のリーグ初制覇の要因となったセットプレーや接点での強みが、他チームの対策や追い上げもあり、今季は発揮しきれない試合が続く。フラン・ルディケ・ヘッドコーチも「他チームもフィジカル、接点のレベルが上がっている」と話した。

 主将として8季目のシーズンを迎えている立川は、「僅差で勝てなかったのは、10番の責任が大きい。正直、苦しいシーズンになっている」と吐露するが、今は耐えるしかない。加入2試合目で来日初トライを奪った元ニュージーランド代表フッカーのコールズも、「あと少しで勝てる。今は互いの信頼が大事だ」と落ち着きを払った表情で語った。

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