駿台学園が連覇に王手 三宅「意識せずにこの舞台を楽しみたい」春高バレー

2024年01月07日 12:41

バレーボール

駿台学園が連覇に王手 三宅「意識せずにこの舞台を楽しみたい」春高バレー
勝利を喜ぶ駿台学園の選手たち(撮影・福永稔彦) Photo By スポニチ
 【バレーボール全日本高校選手権第4日 ( 2024年1月7日    東京体育館 )】 男子準決勝が行われ、前回大会覇者の駿台学園(東京)が昇陽(大阪)に3―0(25―14、25―18、25―18)で快勝し、2年連続で決勝に進んだ。
 ライトから力強いスパイクを次々と決めて得点を量産したレフティー三宅雄大(3年)は「相手はレフトのブロックが低いので、自分の役割が大きくなると思った。その役割を最後までしっかり果たせた。(自身のプレーは)春高3日間で一番良かった」と胸を張った。

 この日からコートが1面となった。観客席の視線が集中する形となったが「あまり緊張しなかった。楽しかった」と頬を緩めた。
 前日、3回戦で国体王者・高川学園(山口)と対戦。フルセットの激闘の末に難敵を退けると、準々決勝では橘(神奈川)に2―0で快勝した。

 高川学園は国体の準々決勝で敗れた相手。選手たちは「打倒高川学園」を意識して大会に臨んだ。ヤマ場を乗り越えたチームはリカバリーを優先。ミーティングなどは実施せず、珍プレーをまとめた映像を見るなど、リラックスした雰囲気で準決勝を迎えた。

 大会連覇に王手を掛けた。決勝に向けて三宅は「連覇のプレッシャーはかかるけど、意識せずに最後の試合なので1年間やってきたことを出したい。この舞台を楽しみたい」とうなずいた。

 亀岡聖成主将(3年)は「このチームで最後の試合になるので、全力で楽しみたい。僕たちのバレーができればどこにも負けない自信がある」と力を込めた。

おすすめテーマ

2024年01月07日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム