優勝パレードカーに「新型センチュリー」相撲協会設立100周年を前に宮城野親方の発案が実現

2024年01月13日 19:50

相撲

優勝パレードカーに「新型センチュリー」相撲協会設立100周年を前に宮城野親方の発案が実現
<新しいパレードカーお披露目>新パレードカーの前で万歳する豊田章男氏。後方左から宮城野親方、芝田山広報部長(撮影・久冨木 修) Photo By スポニチ
 大相撲の優勝パレードで今場所から使用されるオープンカーのお披露目式が13日、東京・両国国技館で行われた。
 これまでは黒のクラウンだったが、真っ白な「新型センチュリー」に一新。お披露目式には、日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱・大乃国)と宮城野親方(元横綱・白鵬)、トヨタ自動車株式会社の豊田章男会長(67)が出席した。

 豊田章男会長と親交のある宮城野親方が発案し、車を一新することが実現。日本相撲協会が来年で設立100周年を迎えるため、1世紀を意味する「センチュリー」を採用することとなった。「伝統文化が世界のトヨタとともに羽ばたく」と宮城野親方。芝田山親方は「ご縁がありましたね」と笑顔を見せた。

 歴代最多45回の優勝回数を誇る、パレードカーに乗った回数が最も多い宮城野親方は今回試乗し「現役として乗りたかったね。ふかふかで乗り心地は最高」とご満悦。14日から始まる初場所の優勝力士が現役力士で乗車第1号となるため「誰が乗るかワクワクする。弟子の北青鵬にもチャンスはあるから、乗ってもらえれば大変なことになる」と期待を込めた。

 宮城野親方が予想する優勝候補筆頭は、綱獲りに挑む大関・霧島(27=陸奥部屋)。「照ノ富士と言いたいけど半年以上(出場から)遠ざかっているからね。霧島は先場所後半のような相撲が取れれば2場所連続優勝もあるのかな」と展望した。

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