大関・貴景勝が4日花相撲から復帰を明言 節分会に参加、高校の後輩・琴ノ若昇進には「おめでとう」

2024年02月03日 15:32

相撲

大関・貴景勝が4日花相撲から復帰を明言 節分会に参加、高校の後輩・琴ノ若昇進には「おめでとう」
霊友会節分会で豆をまく大関・貴景勝 Photo By スポニチ
 大相撲の大関・貴景勝(27=常盤山)が3日、東京都港区の霊友会釈迦殿で行われた「節分会」に参加した。初場所を首のケガで途中休場。例年参加している場所で元気に豆をまき「相撲ファンの方も来ていただているのでありがたいことです。いい豆まきだった」と感謝の言葉を述べた。
 初場所は埼玉栄高の後輩、琴ノ若が13勝2敗の成績で優勝決定戦にまで進出し1月31日の臨時理事会で大関昇進を承認された。新大関を中学時代から知る貴景勝も「自分は高校生でしたが3年間一緒に山田先生の指導を仰いできたので、おめでとうという気持ちです。同じ一門ですし、これからも一緒に稽古をして頑張っていきたいなと思います」と歓迎した。入門前の琴ノ若の印象は「骨格の大きさや相撲センスはありました。いずれは大関に上がるだろうなと思っては見ていた。当時からセンスが抜群でした」。アマチュアは一発勝負のトーナメントが多い反面、プロは実力ある人が上がっていく世界と前置きし「そういう意味ではプロ向きだったんじゃないですか」と評価した。

 初場所は「頸椎(けいつい)症性神経根症により今後2週間程度の安静加療を要する見込み」との診断書を提出して4日目から休場。この日も首を気にするしぐさを見せながらも「ここから治していくしかない。焦らず頑張っていきたいと思います」ときっぱり。今後については「参加します。土俵入りだけですが」と4日の元栃ノ心引退相撲から復帰することを明言した。

 8度目のカド番となる春場所(3月10日初日、エディオンアリーナ大阪)は1横綱4大関となる。貴景勝は「4大関も自分だけが大関もいろいろ経験してきました。今は自分のことで精一杯」と自身との戦いを強調した。

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