【クロスボーダーラグビー】東京SGのSOサンチェス「フラストレーションがたまる試合」も闘志満点プレー

2024年02月03日 17:25

ラグビー

【クロスボーダーラグビー】東京SGのSOサンチェス「フラストレーションがたまる試合」も闘志満点プレー
<東京SG・ブルーズ>前半、2人にタックルされパスを出す東京SG・サンチェス(左)(撮影・久冨木 修) Photo By スポニチ
 【クロスボーダーラグビー2024第1戦    東京SG7―43ブルーズ ( 2024年2月3日    東京・秩父宮ラグビー場 )】 リーグワンの昨季4強とスーパーラグビー(SR)パシフィックの2チームが対戦する初の国際交流試合は、東京・秩父宮ラグビー場で記念すべき第1戦が行われ、リーグワン昨季4位の東京SGはSR昨季3位のブルーズに7―43で完敗。今季途中に東京SGに加入したアルゼンチン代表のSOニコラス・サンチェスは先発して後半18分までプレーした。
 チームに合流して1カ月あまり。実戦は1月21日に行われた相模原との練習試合に続き2試合目だったサンチェスは、「フラストレーションがたまる試合だった。エラーが多く、簡単にトライを取られてしまった」と反省しきりだった。試合序盤から押し込まれ、持ち味のアグレッシブアタッキングラグビーは鳴りを潜めたまま。その後はボールを持ってもミスや判断の悪さで取り切れず、司令塔として責任を痛感していた。

 公式戦の出場はまだなく、正式な日本デビューが待たれる15年W杯得点王の35歳。次戦は今月17日、開幕6連勝で首位を走る埼玉との一戦。3シーズン連続のプレーオフ進出に向けても重要な試合になりそうで、「しっかり準備したい」と抱負。この日はディフェンスでファイティングスピリットを示した10番に、田中澄憲監督も「大人しく見えてファイター。スキルも高く、チームを次のレベルに引き上げてくれる」とさらなる活躍に期待を寄せた。

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