【白鵬杯】被災地から2チーム招待「相撲ができて楽しかった」能登小木道場が大健闘の団体戦16強

2024年02月13日 08:29

相撲

【白鵬杯】被災地から2チーム招待「相撲ができて楽しかった」能登小木道場が大健闘の団体戦16強
<白鵬杯>宮城野親方と記念撮影に収まる、鳴和志賀道場と能登小木道場の選手たち(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 第14回「白鵬杯」世界少年相撲大会(特別協賛・SANKYO)が12日、東京・両国国技館で行われ、ウクライナなどの海外9カ国を含む160チーム、約1100人の選手たちが熱戦を繰り広げた。
 能登半島地震で被災した地域からは2チームを招待。能登町の能登小木道場から6人、志賀町の鳴和志賀道場から9人がそれぞれ個人戦と団体戦に出場した。

 能登小木道場は団体戦1回戦で青森・田子道場に3―2で勝利すると、続く2回戦は東京・練馬石泉相撲クラブを4―1で圧倒。3回戦は0―2の後がない状況から3連勝して大阪どりーむ相撲道場を破ってベスト16まで勝ち上がった。

 4回戦は、昨年優勝の千葉・柏相撲少年団と対戦。先鋒と二陣が勝って決勝トーナメント進出へ王手をかけるも、そこから3連敗で惜しくも敗退となった。

 個人戦小5の部でもベスト16まで勝ち上がった北濱海聖(かざと)くんは「相撲ができて楽しかった」と笑顔。震災の影響で稽古場が約1カ月使用できない中で健闘し、今後は「全国で優勝を目指したい」と意気込んだ。

 大会名誉会長を務める宮城野親方(元横綱・白鵬)は、開会式前に被災地から参加した子供たちと交流。「相撲からできることは何かと考え、被災された子たちを招待することができてうれしく思う。少しでも気持ちが安らげば、この大会の成功になると思います」と話した。

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