新大関・琴ノ若が埼玉栄に凱旋 在校時に見た憧れの先輩と同じ立場になり感慨「気が引き締まる」

2024年02月13日 17:40

相撲

新大関・琴ノ若が埼玉栄に凱旋 在校時に見た憧れの先輩と同じ立場になり感慨「気が引き締まる」
母校の埼玉栄中学・高校で大関昇進報告会を行った琴ノ若(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の新大関・琴ノ若(26=佐渡ケ嶽部屋)が13日、さいたま市西区にある母校・埼玉栄中学・高校で大関昇進報告会を行った。
 中高合わせて約2200人の生徒たちに拍手で迎えられ、レッドカーペットの上を歩いて登場。母校に凱旋した新大関は「埼玉栄中学・高校6年間で培った気持ちを胸に上を目指して精進して参ります」とあいさつした。

 埼玉栄高からは豪栄道、貴景勝に続く3人目の大関誕生。豪栄道(現・武隈親方)が母校で大関昇進報告会を行った14年9月、高校2年生だった琴ノ若は生徒として偉大な先輩の凱旋を見届けていた。「本当にかっこいいなと、憧れというか、自分もやりたいという気持ちがありました。先輩に見させてもらったことを自分が体験できて、気が引き締まる思いです」。あれから10年、逆の立場になり感慨深い様子だった。

 豪栄道と貴景勝が初優勝を果たした際に行った、学校周辺でのパレードは今回実施せず。同校の町田弦(ゆずる)校長によると「大宮駅前から盛大にパレードするという計画も出ていた」というが、能登半島地震による被災地への配慮や派手なことを好まない本人の意向などから報告会のみの形になった。

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