琴ノ若大関昇進報告会 埼玉栄・山田監督「努力すれば第一人者になれる」校訓の「人間是宝」を体現

2024年02月13日 18:02

相撲

琴ノ若大関昇進報告会 埼玉栄・山田監督「努力すれば第一人者になれる」校訓の「人間是宝」を体現
母校の埼玉栄中学・高校で大関昇進報告会を行った琴ノ若(右)と相撲部の山田道紀監督(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の新大関・琴ノ若(26=佐渡ケ嶽部屋)が13日、さいたま市西区にある母校・埼玉栄中学・高校で大関昇進報告会を行った。
 埼玉栄高からは豪栄道(現・武隈親方)、貴景勝に続く3人目の大関誕生。同校相撲部の山田道紀監督(58)は「うれしいの一言ですね。教え子がここまで来てくれたことは指導者として感無量です」と目を細めた。

 中学時代は全国トップレベルの選手ではなかった琴ノ若。6年間の指導で着実に力をつけ、高校3年時には世界ジュニア選手権で優勝するなど活躍した。そして大相撲の世界で8年かけて大関にまで成長を遂げた。

 山田監督は「校訓の“人間是宝(これたから)”という言葉のように、どんな生徒でも一生懸命努力すればその道の第一人者になれる。来た時は強くなれるのかな?と思ったけど、こうして一生懸命努力して大関の地位までたどり着きました」と教え子の努力を称えた。

 「ケガをしないでまずこの1年乗り切れば、相撲の神様がいるのなら彼を横綱にしてくれると思っています。これからは追われる立場になるけど、それをはねのける精神力を持っていると思うから期待しています」。指導者としての夢でもある、同校出身初の横綱誕生に大きな期待を込めた。

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