スノボHP小野光希「自分の力でつかんだ感じ」W杯総合2連覇に笑顔 カナダから帰国

2024年02月13日 20:15

スノーボード

スノボHP小野光希「自分の力でつかんだ感じ」W杯総合2連覇に笑顔 カナダから帰国
スノーボード・ハーフパイプ(HP)でW杯総合2連覇を果たした平野流佳(右)と小野光希 Photo By スポニチ
 スノーボード・ハーフパイプ(HP)でW杯総合2連覇を達成した男子の平野流佳(太成学院大)と女子の小野光希(バートン)ら日本チームが13日、最終戦の行われたカナダから成田空港に帰国。1月末に左足首を負傷し、車いすでの帰国となった平野流は「今季の目標は達成できたが、1勝もできなかったのは悔しい」と振り返った。
 平野流が負傷したのは1月末の冬季Xゲームで、手負いの状態ながら2位。その後のW杯2戦も「骨は折れていない。何が原因か分からないが、歩くとむちゃくちゃ痛い」という状態で連続2位に入る底力を見せつけ、「(総合優勝が)目標だったので、諦めたくなかった」と話した。

 一方の小野は今季5戦中3勝、2位1回で他を圧倒した。五輪2連覇中のクロエ・キム(米国)も2季ぶりにW杯に復帰して2戦を戦うなど、ライバルのレベルが上がる中での価値ある2連覇。「去年は(五輪の)メダリストが不在、という言葉が付いて回った。今季の方が自分の力でつかんだ感じがある」と笑顔で話した。

 ▼戸塚優斗(ヨネックス) 今季は久々にW杯で優勝することができて良かった。(3季ぶりのW杯優勝で)自信が付いた。ルーティンへの手応えもあるが、来季は1発目のスイッチバックサイドの技の難易度ももっと上げられるようにしたい。

 ▼重野秀一郎(バートン) W杯を全戦回るのが2シーズン目で、決勝に行って結果も残せて成長を感じられた。楽しみながら会場を盛り上げることもできたので良かった。

 ▼冨田せな(宇佐美SC) 復帰シーズンで緊張したし、不安もある中だったが、北京五輪と同じぐらいのレベルの滑りができた。表彰台にも乗ることができて、自信につながった。

 ▼冨田るき(東海東京フィナンシャル・ホールディングス) W杯の最初の2試合はけがで出られずに悔しい思いもしたが、出場した試合は決勝に残ることができて良かった。そこはプラスに考えていきたい。

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