パリ切符獲得のバスケ女子 MVP山本「カナダのホームかと思うくらい」 強烈大ブーイングも「楽しめた」

2024年02月13日 20:59

バスケット

パリ切符獲得のバスケ女子 MVP山本「カナダのホームかと思うくらい」 強烈大ブーイングも「楽しめた」
ドリブルする日本代表の山本 Photo By AP
 パリ五輪の出場権を獲得したバスケットボール女子日本代表が13日、パリ五輪世界最終予選が行われたハンガリーから帰国し、会見に臨んだ。
 ハンガリー大会のMVPとなった山本麻衣(24=トヨタ自動車)は「日本のスピードだったりシュート力は世界に通用するというのは確信できた。国内のリーグ、Wリーグも続きますので、日本のレベル自体を上げられるように切磋琢磨していきたい。個人的にはオフェンスのバリエーション、ディフェンスのフィジカルももう1段階、2段階レベルアップして。パリで次は金メダル獲れるように頑張っていきたい」と意気込んだ。

 第3戦のカナダ戦では大ブーイングに見舞われた。「カナダが勝てばハンガリーがオリンピック出場が決まる状況だった。ハンガリーは次の試合だったので、ハンガリーの方々もたくさん会場に来ていた。日本のファウルっぽいプレーとか、日本に対してのファウルだったりで、毎回カナダのホームかって思うくらいブーイングが起きていました」と、かなりのアウエー状態だったと回想。

 それでも自身は3本の3Pシュートを含むチーム最多タイの21得点。「その中でも、出ている5人もメンバーもひるむことなく、みんなで目を合わせて誰も違う方向を向かずに、全員で戦うんだと思っていた。チームメートがいれば大丈夫って思えていたので。逆に楽しむことができたんじゃないかと思う」と語った。

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