横綱・照ノ富士は連敗回避も…波乱続く“荒れる春場所”1横綱4大関が2日目までに土

2024年03月11日 17:55

相撲

横綱・照ノ富士は連敗回避も…波乱続く“荒れる春場所”1横綱4大関が2日目までに土
<大相撲2日目>宇良を押し倒しで破る照ノ富士(左)(撮影・後藤 正志) Photo By スポニチ
 【大相撲春場所2日目 ( 2024年3月11日    エディオンアリーナ大阪 )】 大相撲春場所は11日、エディオンアリーナ大阪で2日目の取組が行われ、黒星発進となった横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)が前頭筆頭・宇良(31=木瀬部屋)を撃破し連敗を回避。初日白星発進を飾った新大関・琴ノ若(26=佐渡ヶ嶽部屋)、大関・貴景勝(27=常盤山部屋)がそろって敗れたため、2日目にして1横綱4大関全員に土がついた。
 1横綱2大関が敗れる波乱の初日から一夜明け、照ノ富士は結びの一番で“業師”宇良と激突。前日に大関・豊昇龍を撃破した難敵を押し倒しで下し、連敗を回避。まずは1勝目を手にした。

 初日に土がついた大関・霧島は平幕・熱海富士に寄り切りで敗れ、手痛い連敗発進。同じく黒星発進の大関・豊昇龍は小結・錦木を寄り切りで下し、1勝1敗と星を五分に戻した。

 新大関となった琴ノ若は平幕・朝乃山に押し出しで敗れ、連勝ならず。自身8度目のカド番となる大関・貴景勝も小結・阿炎に上手投げで敗れ、2日目にして4大関全員に土がついた。

 21年名古屋場所以来2年半ぶりに1横綱4大関時代が到来するも2日目にして全員に土がつく“非常事態”に。3役以上の上位力士で連勝発進できたのは関脇・若元春、小結・阿炎の2人のみというまさに“荒れる春場所”という展開になってきた。

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