照ノ富士は豊昇龍とともに連敗回避 宇良を左からきめて土俵下へ一回転 豊昇龍は錦木を寄り切る

2024年03月11日 19:53

相撲

照ノ富士は豊昇龍とともに連敗回避 宇良を左からきめて土俵下へ一回転 豊昇龍は錦木を寄り切る
<大相撲春場所2日目>宇良(右)を押し倒した照ノ富士(撮影・後藤 正志) Photo By スポニチ
 【大相撲春場所2日目 ( 2024年3月11日    エディオンアリーナ大阪 )】 東横綱の照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)が東前頭筆頭の宇良(31=木瀬部屋)を押し倒し、初日の錦木戦に続く連敗をまぬがれた。肩すかしを得意とする相手の右腕を、左からきめて前へ出る。回り込まれた土俵際は、空いた右肘で相手の上体を押し上げて土俵下まで一回転させた。
 「落ち着いていけた。相手の動きを止めればと思った」

 2場所連続10度目の優勝を目指す横綱は抜かりがなかった。

 西大関の豊昇龍(24=立浪部屋)も西小結の錦木(33=伊勢ノ海部屋)を寄り切って初白星を挙げた。立ち合いで左上手を許したが、逆に右下手を取って引きつけを許さず前進した。宇良に肩透かしで敗れた初日の取組後、「相手のことばかり考えすぎる」との師匠・立浪親方(元小結・旭豊)の指摘が効いたという。「しっかり集中できてなかった。負けた相撲の方が勉強になる」と黒星を良薬とした。

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