【リーグワン】神戸SOガットランド「ここ数試合で進化してきた」 今季初の4連勝でPO圏キープ

2024年03月11日 06:00

ラグビー

【リーグワン】神戸SOガットランド「ここ数試合で進化してきた」 今季初の4連勝でPO圏キープ
<相模原・神戸>前半、トライを決める神戸・ガットランド(中央)(撮影・久冨木 修) Photo By スポニチ
 【ラグビー・リーグワン第9節   神戸43―14相模原 ( 2024年3月10日    相模原ギオンスタジアム )】 神戸は相模原を43―14で下し、今季初の4連勝を飾った。SOブリン・ガットランド(28)の計13得点を挙げる活躍もあり、勝ち点5を獲得。プレーオフ出場圏の4位をキープした。16日の次節で、首位を走る埼玉とホームで対戦する。
 神戸のアタックをリードするガットランドが躍動した。前半4分、巧みな仕掛けからオフロードパスを通して先制トライを演出すると、同15分には相手のスキを突くランで自らトライを決めた。同27分には長いパスで、同36分にはキックパスを通すなど風上の前半に5トライを呼び、「自分たちのプレーがここ数試合で進化してきた」とうなずいた。

 今季から加入した背番号10の働きに、レニー・ヘッドコーチは「素晴らしいパフォーマンス」と称賛した。ニュージーランド代表として名声を得るレタリックやサベアとは対照的に、ガットランドは同国代表の出場歴はない。ただ、ランやパス、キックで持ち味を発揮し、復権を期すチームを支えている。

 ボーナスポイントを含めた勝ち点5を積み上げ、4位をキープ。共同主将のWTB山下楽は「丁寧にプレーすることを再確認し、チームが上向いている」と手応えを示す。合計54トライは12チーム中2番目に多い。開幕9連勝の埼玉に挑む次戦に期待は膨らむ。

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