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【バレーボール】無敗のスロベニア止めた 西田が得点量産 ”五輪シード”圏内死守

2024年06月09日 04:55

バレーボール

【バレーボール】無敗のスロベニア止めた 西田が得点量産 ”五輪シード”圏内死守
第1セット、得点を奪い喜ぶ(左から)山本、石川、高橋藍、山内、西田、関田(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 【バレーボール ネーションズリーグ男子1次リーグ福岡大会第5日   日本3-1スロベニア ( 2024年6月8日    北九州市・西日本総合展示場 )】 男子1次リーグが行われ、日本はスロベニアに3―1で勝った。7日のポーランド戦に出場せず、先発復帰したエース石川祐希(28=ペルージャ)が本調子でない中、西田有志(24=パナソニック)がチーム最多の26得点をマーク。開幕から6戦全勝だった難敵撃破に貢献した。日本は福岡大会を3勝1敗で終え、通算6勝2敗とした。
 西田が主役になった。第1セット、スパイク、サーブで連続得点。第4セットは独壇場。序盤にバックアタック、終盤はブロックも決めて最後は豪快に打ち込んだ。エース石川の調子が上がらない中、チーム最多26得点を挙げた左のエースは「これがオポジット。自分の仕事を全うしただけ」と胸を張った。

 昨年の大会は不振に陥った。今年は体重を7~6キロ絞って代表シーズンを迎えた。切れ、跳躍力が増しブロックでも得点を稼ぐようになった。ブラジル大会に続き福岡大会でも爆発力を発揮した。

 スロベニアは初戦から6連勝と波に乗っていた。日本は五輪の組み合わせが有利になる世界ランク5位以内を目指している。負ければ圏外に陥落する状況だったが、五輪前最後のホーム試合を勝ち切り危機を回避した。

 11日には女子の福岡大会が開幕し、日本が五輪切符を懸けた戦いに挑む。西田は妻で女子主将の古賀らを気遣い「彼女たちにプレッシャーをかけず、楽しめる状態でやらせてあげたい。メディアの皆さんお願いします」と頭を下げおとこ気も見せた。

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