アメフト関学大 「宿敵」立命大戦で見せたQB星野太吾の潜在能力 大村監督「できすぎ」

2024年06月09日 18:26

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アメフト関学大 「宿敵」立命大戦で見せたQB星野太吾の潜在能力 大村監督「できすぎ」
<立命大・関学大>パスを狙う関学大QB星野太吾 Photo By スポニチ
 【学生アメフト交流戦   関学大24ー24立命大 ( 2024年6月9日    Daigasエナジースタジアム )】 もう何年もいるような顔で、関学大QB星野太吾(1年)はオフェンスをリードした。自身初先発とか、春は23年ぶりの立命大戦とかの外的要因は関係ない。要所でパスを通し、キレ味鋭いランで局面を変える。「星野大? できすぎ。パスも思い切りが良かったし、(秋に向けて)十分競争できるんじゃないですか」。普段は厳しい大村和輝監督も、背番号19に関しては手放しで褒めた。
 「自分のランを生かせた部分があって良かった。(立命大は)フィジカルとかテクニックがすごいし、CBの動きが思ったよりも速かった」

 冷静に分析しつつ、大器は反省を次に生かすことも忘れない。5点をリードした第4Q6分12秒にインターセプト。「一発狙ってやろうと思ったプレーが…。ただ、こういう試合では、(ミスで)流れが変わってしまうことも覚えた」。学習能力は、やはりただものではない。

 秋に向けて、兄・秀太(3年)と争う正司令塔の座。指揮官は「QB2番手が急成長して、1番手と争いができるようになったことが春の収穫」と認める。星野兄弟による切磋琢磨が、関学大オフェンスのレベルを引き上げていく。

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