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畑岡奈紗が競技前に失格 初日のボール捜索が制限時間オーバーで

2024年06月09日 08:50

ゴルフ

畑岡奈紗が競技前に失格 初日のボール捜索が制限時間オーバーで
失格となった畑岡奈紗(AP) Photo By AP
 【米女子ゴルフツアー ショップライト・クラシック第2日 ( 2024年6月8日    ニュージャージー州シービュー・ベイコース=6190ヤード、パー71 )】 初日4位の畑岡奈紗(25=アビームコンサルティング)が第2ラウンド前に失格となった。
 米女子プロゴルフ協会(USLPGA)によれば、第1ラウンドの最終9番で2打目をブッシュに打ち込んだ際にボールを見つけるまで制限の3分を超えたというもの。そのまま競技を続けたために、誤所からのプレーで過少申告となった。畑岡は好位置につけていただけに、非情の裁定となった。

 勝負のムービングデーに向けて準備をしていた畑岡にはあまりにショックの通告だった。USLPGAによれば、「ラウンド後にLPGAに提出されたビデオ映像を検証した結果、ボールの捜索はゴルフ規則18・2aで認められている3分を超えていることが判明」したという。ロストボールとして、2打目の位置に戻ってプレーしなければならなかった。

 畑岡はボールを見つけた際に、立ち会っていた競技委員にアンプレアブルの処置について聞いていただけに計測時間をオーバーしているとは思わなかったようだ。畑岡は「ルールはルールなのでしょうがない」と悔しさを押し殺したが、この日、首位に立ったジェニー・シンはSNSで「あってはならないこと。立ち会った競技委員がいて、同組の選手もキャディーも何も言わなかった。彼女は五輪争いでも大きな代償を払う」と同情した。

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