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【レスリング】樋口黎「パリに行く時はマスクを付けていきます」高熱で五輪前哨戦優勝も体調管理を猛省

2024年06月09日 20:13

レスリング

【レスリング】樋口黎「パリに行く時はマスクを付けていきます」高熱で五輪前哨戦優勝も体調管理を猛省
ハンガリーでの国際大会を終え、成田空港に帰国した(右から)樋口黎、石黒隼士、清岡幸大郎 Photo By スポニチ
 レスリングのフリースタイル男子57キロ級パリ五輪代表の樋口黎(ミキハウス)が9日、五輪前最後の実戦となったハンガリーでの国際大会を終えて、成田空港に帰国。試合当日、38・2度の高熱が出ながらも優勝し、「次の日は39度まで上がった。体調が悪い時に(五輪)本番が来た時を想定してできた」と話しつつ、体調管理については猛省した。
 風邪をひいた理由については、往路の飛行機移動でマスクを着用していなかったことが原因だという。「前日からダルいなと思って、減量のせいかなと思ったけど熱が出て…」とまさかの事態に。試合当日も「全然、体が動かず、集中もできず。いつもの10~20%くらいしか出せなかった」と振り返った。準決勝では一時0―8と追い込まれたが逆転勝ちするなど、底力は証明。それでも「パリに行く時はマスクを付けていきます。あとはキレイキレイ(ハンドソープ)も持っていく」と話した。

 16年リオデジャネイロ五輪では銀メダルを獲得も21年東京五輪の代表を逃し、2大会ぶり2度目の大舞台に臨む樋口。2カ月後に迫ったパリ五輪に向け、「ごみ拾いとか、神社をお参りしたり、あいさつしたり。礼儀正しく生活したい。徳を積んだ方が、得だと思うので」と、生活面も含めて金メダル獲得のために全てを注ぐ。

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