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サニブラウンの想いから生まれた陸上大会「DAWN GAMES」 西日本エリア予選会に300人参加

2024年06月09日 16:53

陸上

サニブラウンの想いから生まれた陸上大会「DAWN GAMES」 西日本エリア予選会に300人参加
「DAWN GAMES」西日本エリア予選会で表彰台に上がる高校男子の選手たち。中央が優勝した中村昊羽 Photo By スポニチ
 陸上男子100メートルでパリ五輪代表のサニブラウン・ハキーム(東レ)の想いから企画された陸上大会「DAWN GAMES(ドーンゲームス)」の西日本エリア予選大会が9日、大阪市内のヤンマースタジアム長居で開催された。
 種目は100メートルのみで、西日本地区(近畿・中国・四国・九州・沖縄)に居住または在学している小学生(4~6年)、中学生、高校生が参加。約300人が集まり、高校男子は中村昊羽(こう、同志社高3年)が自己ベストを更新する11秒01で優勝した。

 「自己ベストは出せたけど、10秒台にギリギリ届かなかったので。次の大会で出せるようにしたい」

 今年5月31日~6月2日に行われた京都府高校総体は準決勝で1組3着(11秒09)となり敗退。その一方で陸上部顧問から「DAWN GAMES」の存在を教えられ、出場を決めた。「サニブラウン選手は、日本人選手で一番多く9秒台を出している選手。憧れている選手の1人なので」。小学2年から始めた陸上競技。当初は高校で引退するつもりだったが、今大会や高校総体の結果が想像以上に良かったことから「大学でも続けよう」と思いは変わった。

 「DAWN GAMES」は、日本の陸上界を盛り上げ、世界レベルと戦える水準まで引き上げたいというサニブラウンの想いから企画された。6月29日に東日本エリア予選会が大井ふ頭中央海浜公園スポーツの森陸上競技場で開催される予定。予選大会の上位入賞者が決勝大会に進む。

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