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アメフト立命大 春は23年ぶりの関学大戦で秋につながるドロー 新戦力で12点差追いついた

2024年06月09日 19:26

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アメフト立命大 春は23年ぶりの関学大戦で秋につながるドロー 新戦力で12点差追いついた
<立命大・関学大>第4Q、同点のTFP2点コンバージョンが決まり喜ぶ立命大WR木下(81)、有馬(85) Photo By スポニチ
 【学生アメフト交流戦   立命大24ー24関学大 ( 2024年6月9日    Daigas エナジースタジアム )】 その1プレーに、チームメイト、スタンドの思いが乗り移った。BKC(びわこくさつキャンパス)開設30周年を記念した特別試合。「宿敵」関学大をキャンパスに招いた一戦で、負けるわけにはいかない。
 8点ビハインドで迎えた試合終了まで残り51秒のオフェンス。敵陣9ヤードからQB竹田剛(3年)が投じたパスに、WR有馬快音(2年)が飛びつく。「球際の強さは僕の持ち味。何とか捕れました」。指先だけで何とかコントロールし、この日2つ目のTDパスキャッチを決めた。

 直後のTFPで2点コンバージョンに成功し、24ー24。勝利に届かなかったことを悔やむ顔も、第3Q終了時の12点差を追いついたことを安堵する顔も、関学大と互角の戦いを演じ、秋への手応えは感じていた。

 「(最後のTDパスキャッチは)最高でした。たくさんスタンドから応援してもらっていたので、絶対に追いつくつもりでした」

 声を弾ませる有馬は、今季からWRのスターターを狙う新戦力。2001年以来、23年ぶりに春シーズンで実現した「名勝負数え唄」で、手にした収穫は少なくない。

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