【東日本学生相撲選手権】団体戦は日体大が2年ぶり10度目の優勝!大会前、先輩・大の里の激励が力に
2024年06月09日 19:48
相撲
![【東日本学生相撲選手権】団体戦は日体大が2年ぶり10度目の優勝!大会前、先輩・大の里の激励が力に](/sports/news/2024/06/09/jpeg/20240609s00005000507000p_view.webp)
日体大の団体優勝は今季初。齋藤一雄監督は「今年1年間の中間地点を良い形で通過できたけど、課題がいっぱい見つかった」と反省点も挙げた。決勝に出場した5人は全員、高校時代の全国入賞経験がなく日体大で才能開花したメンバー。齋藤監督は「(二陣の)杉本はインターハイも出てないですから。高校で実績を上げてない選手もかなり力をつけてきてきたので、高校の指導者のおかげです」と感謝した。
今月4日には、大相撲夏場所で史上最速優勝を果たした日体大出身の小結・大の里が母校を訪れた。現役の学生たちは、昨年の春まで在籍していた先輩から大会前に激励を受けたという。この日優勝を決めた副将の新川大楽は「プロで結果を残している身近な先輩に“東日本頑張れ”と応援してもらったので、結果につながってよかった」と話した。
昨年優勝の日大は、予選1回戦で駒大に2―3で敗れる波乱のスタート。温存していた花岡真生(4年)と川上竜昌(4年)を予選2回戦から投入するも、予選3回戦では早大を相手に2―2の大将戦を同体取り直しの末に辛勝して2勝10点の予選4位で決勝トーナメントへ進んだ。準々決勝は拓大と対戦。またも2―2の大将戦となり、日大の里海斗(4年)が拓大の村山尊(4年)にはたき込みで敗れた。日大がベスト4進出を逃すのは、5年ぶりのことだった。
▽Bクラス団体戦 準決勝
駒大 3―2 専大
明大 3―2 早大
▽決勝
明大 3―2 駒大
▽Aクラス団体戦 準々決勝
日体大 5―0 明大
拓大 3―2 日大
東洋大 5―0 駒大
東農大 3―2 中大
▽準決勝
日体大 3―2 拓大
デルゲルバト 上手出し投げ 児玉亮○
○杉本弘樹 突き出し 井ノ上豪志
依田蒼基 押し出し 五島雅治○
○新川大楽 寄り倒し 谷内達哉
○ブフチョローン 突き落とし 村山尊
東農大 3―2 東洋大
○木下優希 押し出し 江連春樹
高橋透真 寄り切り 奥田史祐○
○佐藤貴規 押し出し 角田虎紀
○石川剛 押し出し オトゴンバト
松澤魁人 小手投げ 三上大輝○
▽決勝
日体大 4―1 東農大
クリストファー 寄り倒し 木下優希○
○杉本弘樹 寄り切り 高橋透真
○依田蒼基 押し出し 佐藤貴規
○新川大楽 引き落とし 石川剛
○ブフチョローン 押し出し 松澤魁人
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