オリ 4年目・前がデビュー戦で1回無失点「いつも通りの投球ができた」

2023年06月11日 18:42

野球

オリ 4年目・前がデビュー戦で1回無失点「いつも通りの投球ができた」
<オ・D>8回、3番手で登板する前(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【交流戦   オリックス4-8DeNA ( 2023年6月11日    京セラD )】 オリックスの高卒4年目・前佑囲斗投手(21)が、3―8の8回に3番手でプロ初登板し、最速151キロの速球とスライダーを武器に1回を無失点に抑えた。
 先頭の牧を「カウントも、空振りも取れる」という得意のスライダーで三ゴロに打ち取ると、続く宮崎もスライダーで左飛。ソトには四球を許したが、最後は大和を直球で一邪飛に仕留めた。

 「すごく当たっている打者陣で緊張したが、マウンドに上がると緊張せず、いつも通りの投球ができた」

 津田学園から19年ドラフト4位で入団。エース・山本由伸から背番号43を受け継いだ右腕は、今季は2軍で19試合に登板し、防御率1・86と安定した投球を見せ、初の1軍昇格を勝ち取った。同期の宮城や紅林には遅れを取ったが、ようやく同じ舞台に立った。

 期待を込めて送り出した中嶋監督は「良かったです。本当に。(相手の主力)メンバーのところで投げたことは自信にしてほしい」とたたえた。

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