巨人“七夕決戦”で悔しい敗戦 今永に15三振 戸郷は今季最多10奪三振力投も80日ぶり2敗目

2023年07月07日 20:53

野球

巨人“七夕決戦”で悔しい敗戦 今永に15三振 戸郷は今季最多10奪三振力投も80日ぶり2敗目
<巨・D>8回2死、マウンドに向かう原監督(中央)(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人1―2DeNA ( 2023年7月7日    東京D )】 巨人はDeNAとの接戦を落として連勝が2でストップ。貯金が2に減った。
 2回に主砲・岡本和の今季5度目の2戦連発となる20号ソロで先制。だが、先発右腕・戸郷が直後の3回に佐野の犠飛で追いつかれ、試合は1―1と振り出しに戻った。

 ここから戸郷と相手先発左腕・今永という両軍先発投手がお互いの意地と意地をぶつけ合う力投を見せ、奪三振ショーの競演となった。

 だが、1―1のまま迎えた7回だった。戸郷は今季自身最多の10奪三振目を京田から奪った直後、8番・戸柱に投げたフォークボールを右翼スタンドへ運ばれ、これが決勝点となった。

 打線は今永の前に2回から4回にかけて7者連続三振を喫するなど、岡本和の先制弾以降は快音が聞かれず。それでも、1―2と勝ち越された直後の7回には今永から大城卓、中田翔の連打で無死一、二塁とした。

 原監督はここで門脇、若林と立て続けに代走を出し、勝負。吉川の送りバント成功で1死二、三塁とした。だが、北村拓の代打・長野が空振り三振に倒れると、戸郷の代打・岸田も空振り三振に倒れた。

 今永はプロ8年目で自己最多を更新する15奪三振の力投で6勝目(1敗)。戸郷は7回で10三振を奪い、6安打2失点好投ながら両リーグ単独トップとなる9勝目を逃し、4月18日のDeNA戦(長崎)以来80日ぶりとなる今季2敗目を喫している。

 なお、巨人は9回、相手3番手右腕・山崎にも2三振を喫し、計17三振。1試合17三振は2004年8月1日阪神戦(甲子園)、19年4月9日中日戦(ナゴヤD)に続いて4年ぶり3度目の球団ワーストタイ記録で、本拠・東京ドームでは初の屈辱となった。

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