選手肖像権管理 選手会の要望を球団側が拒否 森事務局長「話にならない」

2023年07月07日 05:30

野球

選手肖像権管理 選手会の要望を球団側が拒否 森事務局長「話にならない」
森忠仁事務局長 Photo By スポニチ
 日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が6日、行われた。選手の肖像権の管理見直しの議論について、選手会の森忠仁事務局長は「話にならない」と切り出した。
 球団側が肖像権を独占的に管理できる条項の見直しを求めていたが、球団側は受け入れず、選手への分配金の割合に関する話にとどまり同事務局長は「最大限に選手の肖像を活用してもらえていない。根本的な管理の部分から変えたい」と語った。

 また、登板間隔が必要な若手など先発投手が登板後に出場選手登録を抹消される期間もFA資格日数をカウントする特例創設や、育成選手契約見直しについても議論は平行線だった。

 ≪現役ドラフト組が球宴出場で成果 選手会・森事務局長、環境変化は「大事」≫現役ドラフトで移籍した阪神・大竹、中日・細川が5日に監督選抜で球宴出場が決定。同制度を実現した森事務局長は「環境を変えてあげるというのは大事だと思った」と成果を口にした。昨年は手探りの中の第1回開催となり、指名対象選手のリストを各球団が提出したが「在籍年数と登録日数で自動的に(リストに)選ばれた方がもっと選手が出るんじゃないかと。そこを目指していく」と見据えた。

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