巨人 岡本和不在の一戦で痛恨黒星 8回に逆転3ラン被弾の高梨がマウンドで崩れ落ちる

2023年08月29日 21:26

野球

巨人 岡本和不在の一戦で痛恨黒星 8回に逆転3ラン被弾の高梨がマウンドで崩れ落ちる
<巨・広22>8回、末包に逆転3ランを浴び座り込む高梨(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人4―5広島 ( 2023年8月29日    京セラD )】 巨人は2位・広島との競り合いに敗れて連勝を逃し、貯金ゼロ。主砲の岡本和と梶谷が体調不良で登録抹消となった一戦を白星で飾ることができなかった。
 痛恨の敗戦となった。相手先発右腕・九里に5回まで2安打無得点に抑えられていたが、0―2で迎えた6回に一挙3点を取って一度は逆転に成功した。

 この回、5回に適時失策を犯して相手に先制点を献上していた38歳の長野が意地の5号ソロを放って1点差とすると、22歳の門脇、20歳の秋広と若手の連打でチャンスを広げ、岡本和の離脱で501日ぶりの4番に入っていた34歳の坂本が左翼線へ適時二塁打を放って2―2の同点。さらに34歳・中田翔の右犠飛で3―2と勝ち越しに成功し、0―2で降板していた先発右腕・山崎伊に自身初となる2桁勝利の権利を発生させた。

 7回には門脇のこの試合3安打目となる左前適時打で1点を加えて4―2と2点リード。逃げ切り態勢に入った。

 だが、直後の8回、3番手左腕・高梨が2四球を出してから代打・末包に痛恨の逆転3ランを被弾。これが相手の決勝点となった。マウンドで崩れ落ちた高梨は2021年以来2年ぶりの黒星となっている。

 なお、0―1で迎えた6回に山崎伊がデビッドソンに一発を浴びたが、同選手は今季放った18本塁打中9本が巨人戦。代打で決勝3ランを放った末包も今季6本塁打中3本が巨人戦と、またも同じ選手にしてやられる形となった。

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