巨人ドラ4・門脇が東京ドーム初アーチで勝利に貢献 原監督は連日の絶賛「ウチにはいないタイプ」

2023年09月09日 18:28

野球

巨人ドラ4・門脇が東京ドーム初アーチで勝利に貢献 原監督は連日の絶賛「ウチにはいないタイプ」
<巨・中>7回、ソロを放った門脇はナインと喜び合う  (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人5―0中日 ( 2023年9月9日    東京D )】 巨人のドラフト4位ルーキー、門脇誠内野手(22=創価大)が中日戦(東京D)でトドメの3号ソロ。本拠・東京ドームでの初本塁打をマークして勝利に貢献した。
 「2番・遊撃」で先発出場。4―0で迎えた7回だった。先頭打者として入った第4打席。この回から登板した相手5番手右腕・祖父江が2ボール1ストライクから投じた4球目、低めの146キロ直球を捉えて右翼スタンドへ叩き込んだ。

 門脇の本塁打は7月17日のヤクルト戦(神宮)で相手4番手右腕・大西から2号ソロを放って以来54日ぶりとなるプロ3号となった。

 前夜のカード初戦では、8回に相手2番手左腕・斎藤の外角低めスライダーに対して軽くジャンプしながらバットを出して左前に運んだ。スイングした瞬間、両足が完全に宙へ浮く“空中打法”での安打。これがこの試合のチーム4安打目となった。

 珍しい打法で安打を放って出塁した門脇だったが、続く丸が送りバント失敗のあとの5球目が空振り三振となり、エンドランがかかっていた門脇は二塁で憤死。スライディングした際、ベースカバーに入った相手遊撃手・カリステの左膝が門脇の頭部と衝突する形となり、門脇は頭を抱えてその場にうずくまったが、延長12回までフル出場した。

 前夜の試合後、「大丈夫。ストロング」と頑丈な身体を持つ門脇を称賛していた原辰徳監督(65)はこの日も「門脇はやっぱり非常に強さを感じるよね。同じ凡打であったり簡単にヒットは打てないというのはこれはもう全員がそうです。ただ何というか、けれん味のない戦い方をするという点ではウチにはいないタイプですよね。悔いを残さない勝負ができるというのかな、そういう意味ではそれはいい意味で出ましたね、結果も」と絶賛だった。

 【門脇誠の本塁打】
5月9日 ○9―2DeNA(新潟) バウアーから右翼へ1号2ラン
7月17日 ●10―11ヤクルト(神宮) 大西から右翼へ2号ソロ
9月9日 ○5―0中日(東京D) 祖父江から右翼へ3号ソロ

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