巨人・菅野が23日ぶり4勝目 緊急登板の新人・船迫に「本当に感謝しています」

2023年09月09日 17:48

野球

巨人・菅野が23日ぶり4勝目 緊急登板の新人・船迫に「本当に感謝しています」
<巨・中>4勝目の菅野(左)は船迫とヒーローインタビューを受ける (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人5―0中日 ( 2023年9月9日    東京D )】 巨人の菅野智之投手(33)が中日戦(東京D)で8月17日の中日戦(バンテリンD)以来23日ぶりとなる今季4勝目(6敗)をマークした。
 0―0で迎えた5回に自ら二塁強襲の先制適時打を放ってチームにとって17イニングぶりの得点を刻み、投げてはMAX154キロを計測して5回3安打無失点の好投だった。

 先制打の直後に上がった6回の投球練習中に右手人差し指がつるアクシデントがあって緊急降板となったが、急きょ2番手として登板したドラフト5位ルーキー右腕の船迫大雅投手(26)がカリステ、細川の3、4番コンビを連続三振に仕留める圧巻リリーフでピンチを救った。

 その後も菊地、バルドナード、平内が零封リレー。1―0の時点で降板していた菅野の白星を守り抜いた。巨人にとっては延長12回を0―0で引き分けた前夜のカード初戦に続いて2試合連続、今季15度目の無失点試合となった。

 試合後、船迫とともにお立ち台に上がった菅野は自身の投球について聞かれると「まぁ…まずまずだったと思います、はい」と第一声。先制そして決勝点となった適時打については「あんまり…そうですね、バッティングのことでこんだけ歓声を浴びることないので…うれしいです」と照れ笑いを浮かべた。

 アクシデントによる緊急降板となったが、「本当にみんな連投もしているなかで、特に船迫が今年加入して頑張ってくれているので、本当にきょうは感謝しています」と菅野。隣にいる頼もしいルーキーに感謝の言葉を贈った。

 前夜は戸郷が10回を11奪三振。中川、船迫と延長12回まで中日打線をゼロに抑え、巨人投手陣はこの日で25イニング連続無失点となった。「若い選手も多いですけど、みんなのびのびマウンドで元気に腕を振ってくれているんで、残り試合少ないですけど、みんな力を合わせて一つでも上の順位にいけるように頑張っていきます」と力強かった。

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