楽天・田中将大「全て台無しにしてしまった」 快投一転…7回に4安打1四球で5失点、9敗目

2023年09月09日 18:31

野球

楽天・田中将大「全て台無しにしてしまった」 快投一転…7回に4安打1四球で5失点、9敗目
<ソ・楽>7回、柳町に勝ち越し適時打を浴び降板した田中将はベンチでガックリ(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   楽天2―7ソフトバンク ( 2023年9月2日    ペイペイD )】 楽天の田中将大投手(34)が9日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)に先発したが、6回0/3を7安打5失点で9敗目を喫した。日米通算198勝目はならなかった。
 ソフトバンク・和田との今季4度目の先発対決。立ち上がりからテンポよく投げ、3回までわずか1安打。4回に先頭の三森の遊撃内野安打で出塁を許したが、柳田を空振り三振に仕留め、三森の二塁盗塁も失敗。二塁すら踏ませない投球を続けた。

 しかし、2点リードの7回だった。先頭の柳田に二塁打を許すと、続く近藤にも中越え二塁打される。中堅手・辰己のフェイク守備で、二塁走者の柳田は三塁にストップしてくれたが、後続を抑えきれない。

 中村晃の四球の後、今宮に左中間二塁打され同点。さらに柳町に右前打され、逆転を許したところで降板した。無死一、三塁から田中を救援した安楽が2点を失い、田中は5失点となった。

 試合後、田中は「6回まで良い投球をできていたけど、7回にああいう形になってしまって全て台無しにしてしまった。今日はそれ以上ないです。ちょっと言葉にするのが難しいですね」と語った。CS進出を争うソフトバンク戦。その試合の意味を十分に知るからこそ、口も重たくなった。

 野茂英雄、黒田博樹に続く日米通算200勝にあと「3勝」に迫っているが、2試合連続で白星を挙げることはできなかった。だが、今後も戦いは続く。楽天はソフトバンク戦を6試合残している。

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