オリックス・山本 2年連続ノーノー「最後の1人までドキドキ」 四球の原因は「ラオウさんが…」

2023年09月09日 20:41

野球

オリックス・山本 2年連続ノーノー「最後の1人までドキドキ」 四球の原因は「ラオウさんが…」
<ロ・オ>ノーヒットノーランの山本(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   オリックス4―0ロッテ ( 2023年9月9日    ZOZOマリン )】 騒然とした雰囲気の中で、大記録が達成された。オリックス・山本由伸が自身2度目のノーヒットノーラン。昨年6月18日の西武戦に続く快挙で、2年連続のノーノーは1リーグ時代の亀田忠(1940、41年)以来、82年ぶり。戦後では初めての偉業となった。
 大記録達成後、最強右腕はインタビューで胸を張った。

 ――今の気持ちは。

 「最後の1人までドキドキだったので、とりあえずホっとしている」

 ――大歓声を浴びて。

 「9回マウンド上がる時から凄い歓声だったので、気持ち良く投げられた。ありがとうございます」

 ――今日の投球を振り返って。

 「立ち上がりからテンポよくいけたので、途中までランナー出していなかったのも気づいていたけど、途中で四球出したので切り替えて、何とかリードを守ろうと投げた結果、いい結果が出て良かった」

 ――今日良かったところは。

 「試合入ったらボール操れたんで。若月さんの配球もさえていて助けられた」

 ――どのあたりから記録を意識したか。

 「3回くらいに意識して、4回ロッカー戻った時にラオウさん(杉本)が、『おまえ完全試合、意識するなよ』って。ホームラン打って気持ち良くなっていたので、そのせいで、たぶんフォアボールが出ちゃいました」

 ――四球から切り替えができた。

 「ランナー出す前から平井コーチにランナー出した後の一発目、クイックに変わった時をしっかり意識してと言われていたので。平井コーチのアドバイス通り良かった」

 ――2年連続は82年ぶり。2リーグ制では初、通算100度目、歴史に残る。

 「ほんとにうれしい。もっともっと頑張って、フォアボール出さないように高みを目指して頑張ります」

 ――昨年は佐々木朗希がここで完全試合、やり返した。

 「ファンの方が一番悔しかったと思っていたので、今日は良かったかなと思う」

 ――マジック12に。

 「直接対決なので、1つでも勝ってどんどん減らしていけたらなと思っている」

 ――明日の予告先発が佐々木朗希と宮城。

 「明日もノーヒットノーランが見られると思うので、応援よろしくお願いします」

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