DeNA・今永 今オフメジャー移籍 球団がポスティング容認へ CS先発が“お別れ登板”に

2023年10月16日 03:00

野球

DeNA・今永 今オフメジャー移籍 球団がポスティング容認へ CS先発が“お別れ登板”に
<広・D>試合後、スタンドに向かってあいさつし引き揚げる今永(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【セCSファーストS第2戦   DeNA2―4広島 ( 2023年10月15日    マツダ )】 DeNA・今永昇太投手(30)が今オフ、ポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す意向を固めたことが15日、分かった。球団側も容認するとみられ、この日のCSファーストSの広島戦が日本での「お別れ登板」となる可能性が高い。
 今永が夢の実現へと動き出す。昨年12月8日の契約更改交渉の席上でも、球団側と23年オフの移籍について話し合ったとみられる左腕。同時に大手代理人事務所「オクタゴン」と契約するなど水面下で準備を進めてきた。今季の登板試合では大リーグ各球団のスカウトらが視察。移籍となれば年俸1000万ドル(約15億円)以上の複数年契約が見込まれ、ヤンキースやドジャース、カージナルスなどが獲得に興味を示していると報じられた。

 先発したこの日は西川、末包に一発を浴び、5回0/3を4安打2失点と不完全燃焼のまま降板。CS敗退が決まった。今永は「(チームを)勝たせられる投球ができなかった。実力不足」と話し、ポスティングについては「まだ何の話し合いもしていない。決まっていない未来について話せることはあまりない」と語るにとどめた。

 萩原龍大チーム統括本部長は「シーズンが終わってから考える、ということだったので、それを待っているところ。話し合いは続けていくつもり」としており、近日中にも正式な会談の場が持たれる見込みだ。 

おすすめテーマ

2023年10月16日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム