日本ハム・伊藤 3年目で秋季キャンプ初参加「この機会にたくさん確認できるようにしたい」

2023年10月22日 06:00

野球

日本ハム・伊藤 3年目で秋季キャンプ初参加「この機会にたくさん確認できるようにしたい」
日本ハム・伊藤大海 Photo By スポニチ
 日本ハムの伊藤大海投手(26)が、大卒3年目で初参加となる11月1日スタートの秋季キャンプで“課題”を克服する。例年同キャンプは若手主体で、プロ1年目から免除されてきた右腕にとっては初参加となる。チームの課題でもある投内連係を含めた守備強化に時間を割くことが予想され「この機会にたくさん確認できるようにしたい」と、意気込んだ。
 例年、投内連係やサインプレーは春季キャンプで確認する。しかし、伊藤は今年3月のWBCに出場。侍ジャパンの強化合宿から同行していたため、チーム内での投内連係には参加できなかった。今年7月29日のオリックス戦でも伊藤が絡んだ三本間の挟殺プレーで失点を許しただけに、内野手との連係を徹底的に図るつもりだ。

 新たな取り組みも行っている。15日から自主練習を本格スタートし、既に投本間の距離で出力を上げたキャッチボールを実施。大学時代も含めてこの時期に出力を上げることはなかったというが「トレーニングしながら体の変化に徐々に合わせていけるように、ある程度の出力を保ったまま投げたい」と、意図を説明した。

 より反動を加えた2段モーションを試すなど、既に気持ちは来季へ向いている。加藤貴、上沢と左右の二枚看板の去就が未定なだけに、より伊藤への期待が高まるが「別に今、ベストな状態をつくらなくてもいい。いろいろなことを試しながら、やっていけたら」。2年連続最下位からの巻き返しを図る来季、伊藤が先発の柱となる。(清藤 駿太)

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