阪神・梅野 CS3連勝の仲間に「頼もしい」 自身の日本S出場は厳しい状況も「やれることはやる」

2023年10月22日 05:15

野球

阪神・梅野 CS3連勝の仲間に「頼もしい」 自身の日本S出場は厳しい状況も「やれることはやる」
阪神・梅野 Photo By スポニチ
 左尺骨骨折でリハビリ中の阪神・梅野が、チームの日本シリーズ進出決定から一夜明けた21日、鳴尾浜の球団施設で心中を吐露した。3連勝でCSファイナルSを突破し、9年ぶりに頂上決戦へ進む仲間を称えた。
 「頼もしい。勢いだけじゃ突破できないと思う。短期決戦の難しさもある中で、みんなの芯の強さが見えた」

 その根拠に、本調子とは言えなかった4番の大山や、代打で出た糸原が執念で四球をもぎ取った姿を挙げた。ナインの誰もが、泥くさく、ひたすらに1勝へと猛進。テレビの画面を通して目にした戦友の躍動がうれしかった。

 「野球の流れというか、ゲーム勘を感じながら、みんながいい仕事をしていた。3連勝で気分もいいだろうし、そのまま日本シリーズに向かえるのは、チームとしていいこと」

 ただ、その決戦の場に梅野自身が参戦することは難しそうだ。依然として左手首に痛みが残り、可動域も戻っていない。この日も患部への負担が少ないメニューに終始した。励みはトレーナーを通じた岡田監督からの状態確認の連絡。「監督が(状態確認の言葉を)言ってくれるのはありがたい。モチベーションになる。可能性がある限り、やれることはやる」と意気込む。

 だからこそ今、梅野が目指すべきは「完全復活」の4文字。仲間の進撃に強い刺激を受け、日々の最善を尽くしていく。 (八木 勇磨)

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