ソフトバンク 一時代の終焉…「左キラー」嘉弥真、18年22本塁打の上林らの来季構想外が判明

2023年10月22日 04:00

野球

ソフトバンク 一時代の終焉…「左キラー」嘉弥真、18年22本塁打の上林らの来季構想外が判明
ソフトバンク・嘉弥真
 来季4年ぶりのV奪回を目指すソフトバンクが大なたを振るった。すでに構想外が判明している森唯斗投手(31)に加え、嘉弥真新也投手(33)、高橋純平投手(26)、古川侑利投手(28)、野手では上林誠知外野手(28)、佐藤直樹外野手(25)、九鬼隆平捕手(25)が来季の構想から外れたことが21日、分かった。各選手へ通達後、近日中に発表される。
 常勝の屋台骨を支えてきた男たちの名前が、そこにはあった。

 今季12年目で臨んだ左キラーの嘉弥真は、16年から横手投げに転向し、17年から昨季まで6年連続50試合登板を果たした。今季はCSファーストSでも起用されたが、シーズンは23試合で1勝0敗7ホールド、防御率5.25。本来の球速や球威が戻らず、2軍の再調整が長く続いた。今季で2年契約は終了。1億6000万円の年俸も判断材料だった。

 もう一人、CSに起用されていたのが上林だ。18年に全試合出場し22本塁打、62打点でブレークし、ファン投票でオールスターにも選出された。チームの将来を背負う主砲と誰もが期待したが、それ以降停滞。22年は左アキレス腱断裂など、ケガにも悩まされた。今季は56試合で打率.185、0本塁打。守備固めや、代走要員が目立つようになった。

 “ドラ1”2人も含まれている。高橋純は県岐阜商から15年ドラフト1位入団。注目されたが1軍登板は19年の45試合が最多。22年以降は1軍で投げることはなかった。通算54試合で先発はなく4勝3敗、防御率2.63。19年ドラフト1位の佐藤直は今季41試合で打率.167。5年目の来季は育成契約を打診されると見られる。

 また今季、現役ドラフトで加入した古川は8試合で防御率4.50。7年目の九鬼は激戦の捕手争いを抜け出せず、通算1軍出場は10試合、打率.250、1本塁打、2打点だった。

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