ロッテ1位の明大・上田 指名あいさつに「愛される選手になりたい」

2023年10月27日 12:34

野球

ロッテ1位の明大・上田 指名あいさつに「愛される選手になりたい」
<ロッテドラフト指名あいさつ>島岡監督像の前で記念撮影をする明大・上田(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 ロッテの高橋薫編成管理部長、榎康弘アマスカウトディレクター、松田進スカウトが27日、東京・府中市の明治大学内海・島岡ボールパークを訪れ、ドラフト1位指名した上田希由翔内野手(22)に指名あいさつを行った。
 ドラフト会議前は眠れなかったという上田だが、昨夜は「一瞬で朝だった」というほど爆睡できたためか、晴れやかな表情。吉井理人監督(58)のサイン入りボールを贈られ、「あいさつしていただいて、少しずつ実感が湧いてきたという感じ。自分のバッティングを生かして頑張っていければと思っています。千葉ロッテマリーンズさんは、たくさんの方から愛されて、すごい応援の中でプレーできるので、それを、ありがたく思いながら、たくさんの人に愛される選手になりたいなという風に思っています」と笑顔で抱負を口にした。

 入団後は同僚となる佐々木朗希(21)と同学年。「令和の怪物」と呼ばれる右腕とは、高校日本代表の選考合宿で1度対戦したことがあり、「3回バットを振って1回も当たらなかった」そうで、ドラフト前には、プロ入り後に対戦したい選手に佐々木朗を挙げていた。「自分は4年後、こういうピッチャーを打たなきゃいけないんだっていう気持ちになった。そういう気持ちにさせてくれたのが、佐々木投手だったので、成長した姿を見せられれば。どんな形でもさえ、対戦できればなとは思っています」と再会を心待ちにした。

 明大では1年秋から4番に座り、4年間でリーグ戦83試合に出場。打率・312、10本塁打に加えて歴代単独4位の74打点を挙げた勝負強い打撃を武器に3季連続優勝に貢献した。ロッテは今季、三塁は安田尚憲(24)、一塁は山口航輝(23)が主に守った。学年が少し上の2人がチーム内でのライバルとなる。上田は「まだ、自分がどれだけ通用するのかっていうのが想像できてはいない。高いレベルの選手がたくさんいると思うので、いろんなこと吸収してレギュラー目指してやれればなと思ってます」と語った。

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