ソフトバンク・小久保監督「残りもので気楽でした」 くじ引きの連敗を止めた

2023年10月27日 06:00

野球

ソフトバンク・小久保監督「残りもので気楽でした」 くじ引きの連敗を止めた
<ドラフト会議>取材に応じるソフトバンク・小久保監督(撮影・西尾 大助 Photo By スポニチ
 残りものに、福があった。小久保新監督の右手が17年から続いていた、くじ引きの連敗を8で止めた。 【指名選手一覧
 「1回目も、2回目も残りものだったので気楽でしたよ。気持ちは楽でしたね」

 球団カラーの黄色に似た蛍光色の黄緑色のネクタイでドラフト会議を初体験した。1位は25日の全体会議後に明かした通りに武内(国学院大)を指名。ヤクルト・高津、西武・松井両監督に続き、3番目に右手をBOXに伸ばしたが「よっしゃ!」との松井監督の声を聞いて、苦笑した。

 外れ1位で指名したのが前田。日本ハム、楽天と再び3球団との競合も、最後にBOXに右手を伸ばすと、今度は残りくじが大当たり。王貞治球団会長に向けガッツポーズで喜びを爆発させた。

 16年に田中正(創価大、現日本ハム)を工藤公康元監督が抽選で引き当てて以降、17年から外れが続いていたが、小久保新監督が負の流れを止めた。「高校生の中では断トツ。4月からとかは考えないが、1年目後半からどれぐらい投げさせるか。起用を考えていきたい」。世代最強左腕を早くも即戦力として期待していた。 (井上 満夫)

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