阪神・岡田監督 オリ先発・山本に「こちらも村上で、いくんで…いいリベンジの機会」 日本S前日会見

2023年10月27日 17:08

野球

阪神・岡田監督 オリ先発・山本に「こちらも村上で、いくんで…いいリベンジの機会」 日本S前日会見
会見に臨んだ阪神・岡田監督(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【SMBC日本シリーズ2023 開幕前日監督会見】28日からオリックスとの日本シリーズに臨む阪神・岡田彰布監督(65)が開幕前日の監督会見に臨み、1964年以来59年ぶりの「関西シリーズ」となる頂上決戦へ向け、決意を新たにした。以下、一問一答。
 ――決戦を明日に控えての心境は。
 「そうですね。えーっ。京セラドームに来ると、あんまりね。なんか、まあ特に本拠地にも使っていたんで、ちょっとね、日本シリーズという感じは、ちょっとしないんですけど。まあ、これはきょうねえ、みなさん、たくさんの人に集まってもらって会見をして、まあ、今から練習なんですけど、これから、徐々にね、そういう高ぶる気持ちというか、それはグラウンドに出るとね。高まっていくと思います」

 ――岡田監督にとっては18年ぶりの大舞台。意識は
 「いや、もう前回のことは忘れているんで。あまりいい結果じゃなかったんで。まあ、本当に、自分自身も18年ぶりだけど、まあチームもそういう18年ぶりということで。まあ、あの途中は1回、あったんですけど。まあね、本当に、優勝して、こういうステージに立っていうのはね、本当、18年ぶりなんで。まあ、ね。今年のプロ野球、最後2チームが残ってね、皆さんの注目を浴びるというね、そういうゲームになると思うんでね。だからまあ、ファンの人も楽しみかも分からないですけど、チームとしてもね、最後、1年間の総決算として、やっぱり思い切りね、戦いたい。そういう気持ちでいっぱいです」

 ――選手たちはほとんど日本シリーズを初めて戦うということになる。監督は選手時代もコーチとしても監督としても日本シリーズのご経験が豊富だが、こう戦ってほしいというのがあれば。
 「いやいやまあ、今年の総決算という意味でもね、今年、本当に1軍で初めてブレークした選手とか、そういう選手もたくさんいるんですけど、まあとにかく、ね。総決算という意味でね、今まで自分たちがやってきたことをね、ゲームで思いきってぶつけてもらえれば。それがもう、やっぱり勝ったチームの特権と思うのでね。まあ、精いっぱい、グラウンドで暴れてほしいと思います」

 ――ここにつながったCSでの勝ちっぷりや、その後の準備への手応えは。
 「やっぱりちょっと間隔があいたので、バッターの方がちょっと心配だったんですけど、ちょっと心配な部分がクライマックスでもあったんですけど、ピッチャーの方はね、みんなある程度、そういうプレッシャーの中でね、先発ピッチャー、特にある程度、1年間やってきたことをゲームで出し切れたと思いますけど、まあバッターの方はね、あまりいい結果というか、なかなか個人的にも納得のいく選手はいなかったかもわからないですけど、まあとにかく、それはこういうことを言ってもしょうがないのでね、明日からとにかくバッターは球場をにぎわせてね、暴れてほしいと思います」

 ――オリックスのチーム力は。
 「6月に交流戦ありましたけど、やっぱりピッチャー中心にタイガースとどっちかというと似たチームというか、先発ピッチャーを打たないと、なかなか得点できないという。まああの、そんなにたくさん点取れないと思うので、そういう僅差のね、少ないチャンスというかね、そういうのをモノにしていかないといけないな。(オリックスの)ピッチャーはやっぱり、バッターは相当、手こずると思いますね」

 ――監督会議で予告先発。オリックスはエース山本。
 「いやいや、まあ、これはまあ、いつかは当たるんですけど、誰がきても、とにかくまず、相手もありますけど、こっちらもね、今年一番ブレークしたね、村上でいくんで。交流戦で対戦していて、村上が(失点)2点で負けてるんですけど、まあ、いいね、リベンジの機会をね、今年もう一度そういう場面をね、できたので、明日も、まあ僅差のゲームていうかね、やっぱり投手戦になると思うんですけど。村上にはね、そのへんでね、頑張ってほしいと思いますね」

 ――59年ぶりの関西シリーズで盛り上がっている。
 「まあ、だから京セラで、今年、この1年を通じていいスタートを切れたんが、この京セラだったんで、あの開幕戦でね。だからそういう意味では選手も一番慣れ親しんだ、甲子園以外では一番慣れた球場だと思うので。それは盛り上がるのは分かりますけど、それにふさわしい、いいゲームをしたいと思います」

 ――阪神ファンに意気込みを。
 「いやもうね、1年タイガースファンにはたくさん声援をもらって、京セラではどのくらいのタイガースファンが来るかちょっと分からないですけど、とにかくいい試合をしてね、タイガースはセ・リーグ代表として、最後までいいゲームできるようにね。それで、まあ、何戦やるか分からないですけど、最終的にはいい報告をできるように。チームみんなで全力でやっていきたいと思うので、本当、甲子園では当然、熱い応援をもらえると思うんですけど、このスタートの京セラドームでも熱い応援もらって、最後、いい報告をしたいと思います」

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