阪神・才木 狙うは「平均球速150キロ超」来季さらなる進化へ肉体強化

2023年11月13日 05:15

野球

阪神・才木 狙うは「平均球速150キロ超」来季さらなる進化へ肉体強化
<阪神練習>キャッチボールで調整する才木(撮影・後藤 正志) Photo By スポニチ
 阪神・才木浩人投手(25)が「平均球速150キロ超」に照準を合わせた。12日は鳴尾浜の球団施設で村上らと秋季練習に参加。下半身を含めたパワーアップをオフのテーマに掲げた。
 「真っすぐの強さ、スピードのためにもフィジカル強化は必須だと思う。スピードもアベレージ150キロに持っていきたい」

 7年目の今季は19試合(先発18)で8勝&107奪三振。全投球の57・7%を占めた直球の平均球速149・4キロは阪神先発陣では最速だった。ただ、球界全体で見れば、ロッテ・佐々木朗の159・1キロを筆頭に大台超えがずらり。コンスタントに150キロを出せる肉体を求めた。

 「9回まで最初から最後まで150キロを平均して投げる強さ、体力が最低限の目標。アベレージが上がれば、MAX(自己最速157キロ)も上がってくるはず」

 鳴尾浜でも筋力トレに時間を費やし、今後の自主トレでも個人トレーナーとともに強化メニューをこなして体重、筋肉量を増やす計画だ。「今年はキャンプに合わせて、開幕から下がってしまった。そういうところもなくしていきたい」。先発陣の一角から中核への飛躍を期し、土台を鍛える冬になりそうだ。(鈴木 光)

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