巨人ドラ2・森田が仮契約「ジャイアンツのエンジンに」 左腕エース背番「47」で飛躍誓う

2023年11月20日 05:30

野球

巨人ドラ2・森田が仮契約「ジャイアンツのエンジンに」 左腕エース背番「47」で飛躍誓う
仮契約を終え、サプライズプレートを手にするHonda鈴鹿・森田(撮影・小野寺 大) Photo By スポニチ
 優勝への動力源となる。巨人からドラフト2位指名を受けたHonda鈴鹿の森田駿哉投手(26)が19日、名古屋市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金8500万円、年俸1500万円で仮契約。最速154キロの即戦力左腕は「1年目から期待に応えられるように」と意気込んだ。
 「ジャイアンツのエンジンになれるように頑張りたい」

 「世界のホンダ」の魂を胸にプロの世界に飛び込む。法大から入社5年目でプロ入りの道を切り開いた苦労人。入社から4年間は、車のエンジン部品を扱う工場で勤務した。「1ミクロンの単位を合わせる作業」という工具の研磨や機械のメンテナンスを担当。細かい作業を行う中で「いろいろなことにおいて、細かくすることの大切さ、丁寧にすることというのは職場から学ぶことができた」と胸を張った。

 経験豊富なオールドルーキーにかかる期待は大きい。背番号は球界で左腕のエースナンバーとされる「47」に決定。巨人でも工藤公康、山口鉄也(現2軍投手チーフコーチ)らが背負った。「左ピッチャーといえば、という選手が歴代つけてこられた番号。震えた」といい「恥じないような活躍を。毎年2桁勝利できるような投手になりたい」と決意を新たにした。

 富山商時代、U18日本代表では岡本和、岸田らとチームメートだった。そこから9年。「諦めていたこともあった。こうして同じ舞台で戦えるチャンスをもらえたのは凄いありがたい」と目標に侍ジャパン入りも掲げた。「日本のトップとしてWBCだったりそういう舞台で戦いたい」と夢の力を信じ「世界の森田」を目指す。(小野寺 大)

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