「ブレーブスが何かを意図しているのは確か」と米報道 7選手ずつのトレードとノンテンダーで21億円節約

2023年11月20日 06:58

野球

 スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が19日(日本時間20日)ブレーブスの最近の動きについて、「アレックス・アンソポロス編成本部長が何かを意図しているのは確かなようで、気になるのはそれが何かだ」と報じている。
 ブレーブスは最近になって7人の選手をトレードし、7人の選手をノンテンダーにした。ノンテンダーの7人は24年にメジャーで大きな働きをするであろう選手ではなかったが、一連の動きで24年シーズンに使うお金を約1400万ドル(約21億円)も節約し、40人枠の内10枠も空けている。

 ある代理人は「ブレーブスには目的があって計算してやっている、100%そうだと思う」と証言している。誰か新しい人が入ってくる。ブレーブスは大物先発投手の獲得に動いていると言われている。

 24年シーズン後は左腕マックス・フリードとベテランのチャーリー・モートンがFAになるからだ。大物獲得にはトレード市場とFA市場の両方があるが、ベースボールアメリカ誌はブレーブスのファームシステムを28位にランクしており、若手有望株がたくさんいるわけではない。

 一方でFA市場についても、米データサイト「ファングラフス」によると、贅沢税の対象となるサラリー総額は既に2億3230万ドルに達しており、24年の基準額2億3700万ドルに迫っている。そしてクォリファイングオファーを蹴ってFAになった大物を獲得すると、ドラフト指名権を失い、国際選手との契約で使えるボーナス枠も削られてしまう。

 しかしながらローゼンタール記者は「何かを意図しているのは確かなようだ」と警戒している。

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